ふるさと納税の仕組みとやっていること

ふるさと納税とは

ふるさと納税ってよく聞くけど、なにか分からないって人は多いと思います。

僕もつい最近までよくわかりませんでした。

””なんか肉とかもらえるやつでしょ””

””税金とかめんどくさいよね!””

とかそういう声をよく聞きますが、僕が簡単に説明します

「税金の使いみちを個人で選べるやり方で、納税するとなんかもらえたりする。しかも税金は返ってくるので損しない」

というものです。

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難しいことは言わないので、この寄付金額という2列目のところをみてもらうと収入に応じて寄附の目安が出ていると思います。この金額の範囲で納税をするとお金がほぼ返ってきますし、その町のどんな予算につかってもらえるか選ぶこともできます。

ふるさと納税の目的

なんで、ふるさと納税ができたのかっていうと、応援したい市区町村に個人がお金を送ることでがんばってる町にお金を送れるようにしたいという偉い政治家が考えたことです。

それで、返礼品といって、お金を市町村がもらったら、その分お礼の品として肉とか魚とか特産品をお返ししてあげようという話になりました

返礼品は、地元のものを送れば生産者や町の事業者さんもハッピーになるじゃんということでそれが始まったのです。

加熱した返礼品合戦

肉がいい。酒がいい。iPadがいい。車がいい。返礼品の品をどんどん競争が起こってきました。納税額の40%くらいという目安のあるものの、原価や販売価格など明確にあるものではないし、それこそやったもん勝ちという中で、どんどん品が増えていきました。

誰が得するの?

ふるさと納税は、「ふるさと納税をした人」と「ふるさと納税の品物を売っているところ」が得をします。

でも、このふるさと納税が返礼品で競い合っていると、実際の税収入は減るので(品物を行政が買って返礼品として送っているので)いつまで続くのかということです。特にふるさと納税で多くの売上というか寄附というかお金を集めている自治体ほど、なくなったらその分の税収が減るという恐怖と隣り合わせになっているのです。

それで私は何をしているか?

という中で、地域おこし協力隊がふるさと納税をクラウドファンディグで集める仕組みをことし始めました。Yahoo!とか楽天とかネット業界と総務省が頑張ってふるさと納税のいい面を伸ばせる企画をやろうという話になったのです。

ふるさと納税のいい面とは

「税金の使いみちを納税者が決められる」

というところです。地域でやりたいことを提案して、そこにふるさと納税をお金をあつめて、実施できれば、移住とかして地域で活動する人たちを都心部の友人が応援できるし、町のためになるし良いことだと思うのです。

返礼品という形ではなく、町に関わったり、BBQに招待したりするお礼の形で僕らはお返しをしたいと思っています。

でも、理想だけではうまく行かず、地域おこし協力隊が募集したクラウドファンディグでは目標金額に達成したケースはまだありません。なので、ここでちゃんと達成して良い事例をつくりたいのです

集めたおカネで何するの?

超田舎なので、街頭がないのと、僕のいるところは山の間なので、音を大きく出しても大丈夫なので、山にプロジェクターを映しだして映画とかイベントとかを定期的に開催したいと思っています。

うちに泊まってくれた人はわかると思うのですが、町の人もいっぱい来てくれるし外の人も遊びに来やすい環境をつくれると思うのです。

目標150万の使いみちは、プロジェクターとか椅子とかそういう機材費になります。町の資産になるので他にもいろんな使いみちができるかもしれません。

結局何してほしいの?

8月27日までに残り50万円ほどのふるさと納税を集めたいのです。年収500万くらいの人は、5万円くらいをこちらから寄附してください。そのあと、ワンストップ証明書というのが送られてくるのでそれを返送すればお金は確定申告時に返ってきます。

これで良い事例がつくれたら、いろいろ全国のいろんなところで活動する人が、やりたいことを企画して、それを応援する社会が近づくと思っています。

そのための一歩に是非ご協力ください

 

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