メディアキャンプ長島を開催してみて
8月8日〜11日まで、メディアキャンプ長島を開催した。
ちょっと前だと、8月2日〜3日で高校生向け映像制作キャンプというのをやって、Nセンターの開設もしたので、この2週間くらいいろいろと動きが大きかった。
このメディアキャンプというのは、僕が学生時代からやっている活動である。
「インプットしたければ、アウトプットをする。」「アウトプットしたければ、インプットする」
逆説的であるが、何かを伝えることを通して何かを知ることができる。そういった意味で映像をつくる(アウトプット)をするときの情報収集(インプット)は大きな効果があると考えている。
話を戻すと、この活動を2008年に大学4年の冬に渋谷で僕が学生最後に代表となって企画したのがメディアキャンプトウキョウである
講師の方には、今でもお世話になっている方が当時とは肩書きが違う中で、ご協力いただいた。
これを地域でもやっていきたいと思ったのは、去年の夏頃のこと。ビジネスプランコンテストとか、職業体験ではなく、映像制作を通して取材先を探して、よく調べて、ときには聞いて欲しくないような質問をする、こういう一連の行為をとおして人はつながりをつくっていくのだと思う。
長島で開催するにあたり多くの方の協力をいただいた。町の取材先はもちろん役場の方にもすごく力を貸してもらった。
そして何よりこの企画を導いてくれた学生たちに感謝である。
彼らが今大学4年生とかだから僕の8年前もこんな感じだったのかなと思うところがすごくたくさんあった。
今回の不安は、映像をつくる人にとってははじめての土地でちゃんと映像を作り切ることができるのかというものだった。本職の人から見れば素人が4日でつくる映像など無謀な話だと思うのではないかと思う。
元TBSアナウンサーで、内閣府の広報も担当していた下村健一さんに顧問になっていただき、つきっきりでサポートしていただいた。特に最後の上映会3時間前に映像がひとつもできていないときに、上映会のプログラムを変える機転の利かせ方など本当に現場の修羅場をくぐられてきた方だからこその力強さは尊敬した。
町中にポスターを貼って、町内無線で発表会の呼びかけをやって100名くらいの町民の方が発表会を見に来てくれた。
僕が、この半年間で出会った人をまずは学生に紹介して行ったけどそこから30人の若者たちが紹介を受けてどんどん人間関係を広げていけたのではないかと思う。
映像をつくることでの学び(メディアリテラシー)と映像をつくることでの人間関係(地方創生)がマッチする取り組みになると本当に思っている。
出来上がった作品はちゃんと修正するところはして、8bitnewsに今後掲載していく。
この取り組みを広げられるように今後もつながりを大切にしていこうと思う。
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