女性専用

横浜から帰りの相鉄線でのできごと。

僕がホームにいくと電車が今、まさにいかんとす。

あわててのりこむわたし
アナラジャドラティーバ

壊れたヘッドホンで音楽を聴くのはよして、本をひろげて読んでみる。
いとおかし

今日はへいじつ、なのにけっこう空いていた。

ぷへーぷへー
なんで急行二俣までとまんねーのかなー

すると車内ホーソー

”ただいまの時刻、横浜寄り第4両車は女性専用となっております。ご協力おねがいします”

まわりを見渡すと女性。女性。ギャル。おばはん。

だからすいていたのか。そうか。だから女が僕がみてるわけね。合点

物音を立てず車両を変えた。
もうひとりおっさんも4両目にのっていた。
おっさんもノコノコ出てきた。

僕 「いやぁ参りましたね」
おっさん 「どうりで空いてるわけだね」
僕 「女性専用車なんて相鉄ごときでやってるとはですよ」
おっさん 「まぁルールだから仕方ないよ」
僕 「でも女性ばっかずるいですよ。空いてる車両でのほほんできて。男はつめあってこんな臭い車両にのっているのに。逆差別ですよね」
おっさん「・・・・・」

プシュー
二俣川でおっさんは降りていった。

僕はジェンダーやフェミニズムについてもう一度考えようとおもった。