二兎追うものは一兎を得ず。

2005年7月8日

おいらは二兎得てやるよ。というか三兎でも四兎でも捕まえてやるさ。
ロンドンでテロがあったのにリアリティを感じられない自分がいる。バイトの時間が乱れただけで、僕には彼らの痛みもなにも分からない。ただ、テロがあったという事実だけが映像を通して漠然と頭にはいった。

リアリティのない世界で、人の体温も感じられず、痛みも喜びも感じられないのだろうか・・・・
不幸な時代と嘆いてるのはばかばかしいと思った。ＰＯＰな音楽の歌詞に
「暗い世界、暗い時代の果て♪」というような歌詞があった。僕はこんなすばらしい時代はないと思っている。地球すべてを見ることのできることが出来る環境に自分がいることがすごく幸せだとおもってる。
悲しい時代を嘆く歌を歌うのはやめようよ。もっと、もっと。
そういや、キングギドラの「最終兵器」とかいうＣＤはひどい。そう、僕は嫌いだな。

きっと、縄文時代では地元のコミュニティが彼らにとっての世界だったんじゃないの。
きっと、戦国時代では小さな島国が彼らの世界だったのだろうね。
今は、地球が僕らにとっての世界だ。
将来はもしかすると宇宙が世界になるのかな
もっと将来は銀河の果てまでが世界になるのかな

こんな時代だから、もっともっとリアリティを。そのチャンスと術をもっているのだから。リアリティを。

マックの牛肉には、僕らのために殺された牛の魂を。水道から出てくる水には、山から流れる清流のせせらぎを。
僕に想像力をください。そして創造力をください。

アルカイダの声明文が少し読めた。と同時に、アラビア語の課題をやらなくちゃいけないという事実を思い出した