退屈boring

最高得点のあるスポーツは楽しいのか?

この疑問をいつも抱いていた。
その最たるでもないけれどもボーリングである。僕でも1ゲーム投げれば1度はストライクを取れるんだから相当やってる人はもっと取れるだろうと思う。僕くらいの人間でも調子のいいときにはスプリットとか取れちゃうこともあるんだから、僕くらいでもなんかの調子が最高なら10回連続してストライクを出せることもあるんじゃないかなーと思ったりしている。

毎日、練習してる人が300点を取っちゃったら、次の日はどういうふうにボーリング場にくるのだろうか。
最高得点をだしてしまったらそのスポーツではそれ以上のことができないのではないか。
最高得点をだしてしまったらつまらなくなるのではないか。
だったらきっと途端にむなしい気持ちになってしまうんだろうというのがネガティブな僕の考えだったけれども、その考えに一筋の光を照らしてくれたのはボーリング場のニシヤマはんだった。

「ええか!ボーリングてゆうのはスポーツや!最高得点を出すスポーツやあらへん。スコアの平均をあげるスポーツや。ゆうたら自分との戦いや」

人生もそうでしょうか?
唯一の偉業を成し遂げて名を残すことではなくて、日々の生活の向上こそが目的なのでしょうか。

そうすれば、この退屈boringな生活も自分を磨くボーリングのような生活になるのでしょうか。
心機一転がんばります。

PS:西山くんがやさしくなって嬉しいです