今日は雨降りだからといって明日が晴れるわけでもない。
僕がSFCに初めてきたのは高校2年の夏前のこのくらいの時期だった。大学にあこがれていたときのことだった。僕はたしか福田忠彦教授の研究会の実験台になるべく初めてSFCに行ったんだ。それから、たしかハンド部のヤスと恭兵と3人でいった。湘南台の駅がきれいでびっくりしてたしか西口のマックで500円でバリューセットを食べてそんでバスにのってキャンパスに入ったんだ。すごく遠くに来て、すごくきれいな建物で、「すげぇすげぇ」と連呼しているだけだった。
その実験のバイトでお金を手にして、キャンパスを歩き、いまはサブウェイとなってしまったラウンジの食堂でおでんか何かを買って、「おばさん、僕、勉強がんばって、この大学きますっ!!」って言ったら、相当テンション低く「まぁがんばりな」って返答された。
それから、湘南台までバスで戻り、駅前のバーミヤンで夕食を食べたんだ。高校生のくせになんかバーミヤンで梅酒とかカシスオレンジとか頼んでたら、年齢を確認されてビビったような。でも友人の恭兵は顔がふけているので「成人しています」と彼がいったら店員は首をかしげて戻っていった。
あれから3年の月日が流れた。
いま、いる環境もだいぶ変わった。出会えた人も三桁を超える。
見える世界は広くなったし、見たいものも多くなった。けれど、この小型船土井号の行く末は定まらない。
「ヒトの想像力を拡張するセンスウェア」
これを作りたい。僕に想像力をください。そして創造力をください。
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