一般意志2.0を読んでみた

東浩紀の「一般意志2.0」を読んでみた。

これは非常に読みやすい本だったので簡単にレビューを書いておきます。
といってもまだ半分くらいまでしか読んでいませんが。

本書は、技術の進歩により、インターネットによる国民投票だとか
そういうレベルでの直接民主制を推奨するようなものではございませんでした。

「社会契約論」で有名なジャンジャックルソーの、哲学から
社会を形成するのは、一般意志であると。

一般意志とは、人の意志の総和ではなく、人の意志の差異の集めたもの。と
書かれていた。

意志とは、量的なものではなく、方向と強さを持ったベクトルのようなもの。

そして、人があつまる集団では、一般意志は必ず存在するという。そういうものを
一般意志という。

そして、その一般意志(のようなもの)がGoogleを代表するクラウドの彼方の
データベースに現れてきているとく。

と、この辺りまで読んだ。

最近のはやりのGoverment2.0など、行政サービスを
考えて抜本的な改革をすることが一般意志を実現することが
できるのだろうか。
しかし、変わっていくこと間違いないだろうと思った。