どどどどど

ひさしぶりにブログをとりとめもなく書くことにする。春が来てみんな旅立ってるようだし、俺も適当な国で自分を追い込んでるわけだから読んでるひとなんかいないかもしれないけど書くこととするわぁ。
最近あったことを書くことにする。
シリアの遺跡を見に行った。手を加えられず朽ちている感じがなんともたまらない。でもここで書いても感動が薄れるだけだから、書くのはよしておこっと。まぁ俺は別にいいんだけどね・・・・。
今、ネットカフェのBGMがタイタニックだ。ちょっとどうなのよ
昨日はアラブ人のハムザさんちに行ってきた、。研修のプログラムで行くわけなのだが、ほとんど喋れない状態で一人でいくんだから相当テンションが高くないと乗り切れないのだ。そこで久しぶりに恋をした。迎えてくれたのはきれいな少女だった。その甘い香と透き通るような目に一気もほれ込んだ。家に上がらせてもらい椅子に腰掛けると少女は僕に小さな花を手渡した。彼女は何も言わなかった。そこに言葉は必要なかったのだ。小さく薄汚れた野花だった。ずっと手に握っていたのか温もりを感じた。
取り留めのない会話を拙いアラビア語でした。日本から持っていった味噌汁をご馳走した。
もちろん彼女の家族も居た為、大それたことはできなかった。こちらが伝えようとすれば気持ちは通じるものだ。世界は愛で満ち溢れているんだろう。そう思うと隣に座ってタバコをふかしているクルド人とも分かり合える気がする。
こんな出会いがある生活に僕は安定を感じてきてるのかも。。。
少女はずっと笑っていた。その笑顔を見ると僕も自然と笑っていた。シリア軍のレバノン撤退とか国際的な問題とか正直わからないけど、馬鹿なフォークソンガーのように平和を祈ります。
少女と別れた。

「また来るよ!」

僕はそうつぶやいた。少女はいま5歳。15年後に迎えにいくことにしよう