とんでもない日

授業の補講で、TBSのグループインタビューの見学に赤坂まで行って来た。
つまるところ、ドラマの視聴者対象の会だったんだけど、それがどうやって行われているのかとかそういった授業の大事なところより、被験者のコメントが痛かった。

「もう、純愛に夢を持つ年代じゃないですから」

「いい加減、ワンパターンな恋愛モノはうんざりです」

「結婚が幸せの象徴じゃないって知ってますから」

「負け犬のドラマが見たいですね」

気持ちが重くなったので、帰宅して蛍を見に行くことにした。毎年この時期になると地元の友人と行くのが年中行事なのだ。
ひさしぶりにチャリに乗ってちょっと出たところで、僕らのチャリの横から飛び出してきた猫が目の前で車にひかれた。前輪と後輪が猫を踏み潰していた。猫は見たこともないように飛び跳ねて、飛び跳ねて、飛び跳ねて、やがて動かなくなった。

ほんと嫌な気持ちになったので、マックでシェークを買って気持ちを落ち着けて蛍を探したんだけど、いつもいるところにいなかった。先学期、座間をプレゼンしたときに偽の蛍の写真を使って、「座間にはこんなに蛍がいるんです」と言っていたことを思い出し、罪悪感に襲われた。

なんか、ほんとどうしようもなかった。だから座間高の横を通って帰ろうとしたら消防車がいっぱい集まっていた。
ほんと、座間は終わってるのかも。と田んぼの中をチャリで進んだ。
ヤマザキに行った。すると中学時代のクラスメイトが2人バイトしていた。
最近の様子を聞いた

ひとりは
「専門行ってたから来年就職なんだ」
もうひとりは
「今年大学やめたんだ」

「そっか、じゃあ次は成人式で会おうな」って言って別れた。

なんか知んないけど、今とっても寂しい気持ちです