東京大学物語

東京大学の五月祭に出かけた。
訳あって、撮影の手伝いということで行ってきた。

本郷3丁目につくと群がる人々とあつさでもうろうとした。
あいさつをすまし、空き時間に食事に出かけた。
安田講堂の前では、大きなスピーカーで音を荒げてロックだかパンクだか歌う東大生がいた。安保闘争では学生が必死になって学生運動を繰り広げた安田講堂の前で今は学生が必死になってレッチリを歌っている。
ふと思うと、それもまた時代のせいか。本質は変わっていないと誰かがいった。
時代のせいだ。「いちご白書」を見よう。そうしよう。

東大で講演していた森さんは言っていた。
「人は自分が正義だと思った瞬間に簡単に人を殺すことができるようになります」

今の時代に正義もくそもねぇ。