アメリカちゃん

アメリカ批判は簡単だ。
平等と自由を解きながら常にナンバー1をもとめる。
この矛盾を抱えているのなら、どこからでも批判の種は見つかる。

武力や石油の利権問題など日本はもっとモノをいうべきだろう。
少なくとも、アメリカ軍基地の移転資金なんか出すんじゃない!国民の血税だろ。

しかし、アメリカ批判の建設的でない。

経済でも武力でも一番の国に対し、日本、そして我々個人がどのような行動を取るかが重要なのだろう。

1960年代のようにベトナム戦争に反対して、牢獄に入れられて一生を台無しにする時代でもないし。

そんなことを考えながら、この曲を聞くと涙がでる。

今日、「ホテルルワンダ」を見た

岡林信康「アメリカちゃん」(1969年)
(語り)
これは世界の警察国家、世界の平和の守り神であるアメリカを誉め称えあげる歌である。
おお、偉大なるアメリカよ!
あほらしこっちゃ。

♪♪(主メロ)
アメリカちゃん、アメリカちゃん、平和のために頑張ってや
ほうれん草のポパイちゃん、金のベルトのバットマン
雨にも負けず、風にも負けず、男一匹どこへ行く
アメリカや?、太郎

♪(人生劇場)
義理が廃ればこの世は闇だ
(語り)
泣くんじゃねえ、泣くんじゃねえ
アニキゃ暗殺、弟もやられ、末の弟エドワード、こんな一家に誰がした

♪(アメリカ国歌)
頼まれへんのに平和を作ると、爆弾落とし地獄を作る

♪(思い出の赤いヤッケ)
いつの日にか、このベトナムが
僕のものになると思ったが
けどもうやめた、やめた?

♪(スーダラ節)
ちょいと半年のつもりでやって
いつのまにやら泥沼へ
気がつきゃドルはスッカラカンのパ?ラパラ?
戦争で銭儲けしたやつぁないよ
わかっちゃいるけどやめられない
あほれ

♪(新聞少年)
僕の名前を知ってるかい
でしゃばりジョンソンというんだよ?
戦争始めてもう5年
今じゃベトコンに追い出され?

♪(ヨイトマケの唄)
苦労、苦労で死んでった?
母ちゃん、見てくれ、この姿?
父ちゃん、見てくれ、この姿?

♪(からすの赤ちゃん)
サトさん、サトさん、なぜ泣くの?
ジョ?ンソ?ンのおじちゃんの
核付きミサイル欲しいよ?
原子力潜水艦も欲しいよ?
と、アンポ、アンポ?、泣くのね?

(♪♪ 繰り返し)
アメリカばんざ?い!