ハレの日にできるだけ大きな鰻を食べよう

先日、日本一の鰻の生産量をほこる鹿児島県大崎町にある株式会社鹿児島鰻を見学させていただきました。

全国のうなぎの約40%くらいは鹿児島で作っていて、鹿児島6000tのうち1000tはここで作っているというのだから規模の大きさは分かると思います。まず驚いたのが、日本一の鰻の生産をしている会社の社長がすごく若い方だったということ。30歳でおられる斉藤社長は、先代から引き継ぎ事業を拡大されてこられたとのことです。

うなぎの養殖は、きれいな川の横に設備を作ってそこで行われおり、外からみるとビニルハウスのようです。


うなぎの消費量が、10年くらい前にあった中国産うなぎの産地偽装問題から、減ってここ5年間でくらいで85%くらい減ってるらしいです。私たちは気づかないうちに圧倒的にうなぎを食べなくなっていたのです。

昔はどこの川でもとれたといううなぎが今いなくなってきているそうです。一番おそれていることはワシントン条約でウナギが、その指定に入ってしまうと海外からの稚魚が手に入らなくなり、生産ができなくなるということです。そして私たちの家庭にはうなぎをもっと食べられなくなるとのことです。


この鹿児島鰻の社長が、最近、人工孵化に成功したと嬉しそうに話してくれました。自然界から稚魚を取り続ければ環境負荷が多いので、それを企業が独自に実用化に向けて取り組んで成功したとのことです。すごい

最後に、私たちはどううなぎと向き合えばいいかと聞くと、「うなぎはハレの日に大きなうなぎを食べてください」とのことでした。

スーパーに出回るうなぎは1尾200g〜250くらいで、1500円くらいで売れらています。これらはスーパーで売れる価格帯のため小さなうなぎのまま出荷されていくそうです。それに引き換え、贈答用のうなぎは、350gくらいで百貨店や贈り物、ふるさと納税の返礼品で扱われています。

同じうなぎの稚魚から、大きなものをちゃんとした対価で買えば、消費者が環境負荷に貢献できて、そうやっている企業を消費で応援すれば、人工稚魚もできるようになって、私たちの子供の世代も日本のうなぎを食べられるのかもしれません。

大崎町のふるさと納税はこちら

今度は、大崎町が日本で10年連続ゴミのリサイクル率No1の理由とその取り組みについて書こうと思います。

ふるさと回帰フェアから考える新規サービスについて

東京に帰ってきた。

帰ってきたという言葉が正しいのか言葉の選択に悩む。

国際フォーラムで地域の移住相談を全国350くらいの自治体が参加して、わが町のアピールをしていました。その様子は、新卒の企業説明会のようです。

なんでそうなるかというと、移住を目的とする人が求めている情報と来て欲しい人の情報がミスマッチを起こしているからです。そして絶対的に数が多くて、何がいいのか最適解を見つけられないからです。
出身地・勤務履歴・家族構成・子育てに望むもの・交友関係・所得・貯金など、それから働くところ。

転職サービスをやっているところとかが、これからはライフスタイルを変えるサービスとして、複合的に紹介することができればいいのにと思いました。もしかしたらAI時代になってそういうのが変えられるのかもしれないなと思いました。

映画のない町で、長島大陸シネマを開催。の話。

3月4日、5日と「長島大陸シネマby shortshors」という映画祭を開催しました。

ここまでの道のりには構想から約1年がかかりました。

田舎には仕事がない。面白いことがない。というけれど、作れば面白いものはいっぱいできると思って、実践するまでの話です。

自宅前で、友人から安くかったビジネス用のプロジェクターを山に写して遊んでいたときのことです。これが映画館みたいになったら面白いなぁとおもったのです。

僕が小さかった時に地元座間のスーパー三和の駐車場で開かれた野外映画みたいなことが30歳になった今でも記憶にのこっています。なんの映画を見たか忘れたけど、そういう思い出をつくれる場所にしたいです。

僕が小学生のときに見たいつもの景色が映画館になる感じ。これを実現したくてクラウドファンディングを、ルームメイトでやろうということになりました。

最終日まで追い込んで、ひとりひとりお世話になった人に連絡をさせてもらって、最終的には目標の150万を超えて、166万のお金を寄附頂きました。

返礼品を渡さず志を理解してもらって寄附をしてもらいました。フタを開けると、みんなでつくった社会創発塾だったり会社だったり30年間で知り合った人がほとんどでした。1万円以上の寄附をいただいた名誉館長の名前は今神社の柱のように名前を刻ませていただきました。

8月にメディアキャンプをやって、今度は広げていこうということで話していたときのこと、別所哲也さんが興味をもっていただいたようで一度千駄ヶ谷に話にいきました。そこで、メディアキャンプのようにPR映像をつくったりすることができないかとか、もっと長編の映画がとれないか、とかいろいろ話していく内に、まず映画祭をやってそういう流れをつくっていけたらと言う話になりました。

映画祭をやるにはどうしようか。

そこで、ちゃんと上映できるようにコンテナハウスを立てることを決めました。そうしんのまちづくり振興基金に申請書を書き、夢とビジョンを膨らませて、50万円の寄附をいただき、川床石油の牧さんと一緒にコンテナを探して、加工してICEBOXというコンテナハウスをつくりました。

そこに、JFAの豎道さんに、魚を運ぶ木製のパレットを調達していただいて即席のウッドデッキができました。

そこに豎道さんに、ペンキを塗ってもらって、おしゃれなところになりました。ICEBOXのロゴと名誉館長のステッカーをつくって貼っておしゃれにしました。

足りない機材もいっぱいあったので、いろいろ買い漁って揃えていきました。

 

さて映画祭当日、どれだけの人がきてくれるだろうかとても不安でした。

町にポスターを貼って、町内報で知らせたり、防災無線で紹介したり、ポストカードを配ったりしました。またこの時期に合わせて、南日本新聞が僕らの活動を記事にしていただきました。当日の朝には、ぼくの個人携帯の番号まで出ているニュース記事をだしていただき薩摩川内の知らないおじさんからの問い合わせの電話でおきることになりました。

昼の会場はそこまでは多くないにしろ、映画の好きな方が集まってくれて、ショートショートの味わい深い作品を鑑賞させていただきました。

夜の会場には、100名くらいの方が集まってくれました。町外からも参加が多く、鹿児島市内、宮崎市内、東京、それに私の友人たちも来てくれました。

会場の設営には、町役場の社会教育課と総務課の諸先輩に文化ホールを借りたり椅子を借りたり鍋を借りたりいろいろ運搬してもらったりすごく協力していただきました。

夜の会場では東町漁協に協賛いただき温かい鰤汁をご用意していただきました。いつもお世話になっている奥様に寒い中手伝っていただきました。それから長島の島美人も振る舞いました。温かい焼酎で温もりました。パーべキューもやってみました。3月の夜はまだすごく冷え込みました。夜遅くまでつきあっていただき2日目も無事終わり大人の文化祭である映画祭は幕を閉じました。

きっとこの企画は今後どうなるのだろう。と思っている方がいるかも知れませんが続けていけるかはわかりません。でも楽しんでもらった人とこれに関わってくれたおそらく300人以上の方と何か面白いことを企画し続けていけたらと思いました。

是非、遊びに来てほしいです。

 

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会場で発表するわたし

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出来上がったICEBOX

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振る舞われた鰤汁

 

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長島の長中

 

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会場の始まる前の準備

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お祭りの様子

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スクリーンにうつる映画を観るみなさん

 

HOW TOよりWANT TOを大事にしたい

想像力を創造力にする。

島TECHを開催しました1月16日ー21日までの5泊6日で、全国から高校生が9名あつまり、高校のない自治体のうちのひとつである長島町で、民泊とWEBサイト制作をするプログラムを開催しました。

メディアキャンプなどもそうですが、僕がパソコンで映像とかウェブとか作ったりすることを仕事にしているわけですが、「なにをつくりたいか」を持っているかが大事で、プログラミング教育とかそういう知識を伝える前に、作りたいものを見つけることが大事だと思っています。

その意味で、今回やったプログラムは第二回目なのですが、生産者の家(今回はヒラメ・鯖・じゃがいも)に民泊させてもらって、その家の家族のような生活をしてそれを伝えるためのウェブサイトをつくるというものです。

魚を捌いたり、仕事の手伝いをしたりして経験した生産者の思いを写真をとったり、取材をしたりしながら、自分たちの経験を追体験させるようなウェブをつくることを6日間がんばってやりました。

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できあがったウェブサイトは、岩塚水産むじょかサバ江口ベジファームの3つです。

それぞれウェブサイトの知識がない学生ですが、僕が講師をやって作り方を伝えていきました。

できあがったウェブをみると、生産者の家族の写真があったり、なぜか社長の結婚写真があったり、お手製の料理のレシピがあったり、360度カメラでとった畑があったり、制作会社に作ってもらうサイトより面白いものができたと思っています。

長島町では生産者だけでなくインターネット上の情報発信がまだまだです。

こういうプログラムを通して、

・教育的効果

・町の情報発信

・交流人口の増加

・後継者問題の解決

に繋がっていけばいいと思います。

 

 

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A級グルメの町邑南町(おうなんちょう)に学ぶこと

11月14日から15日の2日間で島根県の邑南町に行ってきました。

場所はこちら。広島から1時間半くらいで車でつきます。

人口1万人で、広さは東京23区全部くらい。端から端まで車で1時間を超える広さです。

9月に放送されたプロフェッショナル仕事の流儀で、食で町おこしをしているすごいところと紹介されていて、キッチンカーの取り組みやシェフを育てる取り組みなど、これは是非みてみたいと思って、行ってきました。

 

img_7427観光商工課の寺本英仁さんに話をいっぱい聞くことができたので、邑南町の取り組みをいろいろ理解することができました。

僕が参考になると思ったことを散文的にまとめていきます

(1)地域おこし協力隊(=耕すシェフ)の活用方法

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まず地域おこし協力隊が今30人邑南町にいます。地域おこし協力隊は鹿児島県内でも自治体ごとに運用が違うしいい話も悪い話も色々聞くのですが今回はとても、すごくいい事例でした。

地域おこし協力隊は、ここでは地域おこし協力隊とは言わず、「耕すシェフ」「アグリガール」など、取り組む内容がしっかり決まって、町の戦略にもとづいてステージが用意されています。

耕すシャフは名前のとおり有機農業を行いながら、町でつくっているレストランの運営をやって実力をつけていき、3年後もしくはそれをまたずに独立していく仕組みがありました。活動費は、農地の改修や料理教室など新しい仕組みに使われて全体としてA級グルメの町をつくるためにちゃんと使われています。

人口は純増しているそうです。定着はした方がいいけど、そんなに期待しすぎず30%くらいが残ってまた循環していけばいいという考え方は、移住とかを目的とするんじゃなくて、そういう人の思いを大事にする雰囲気が人と町を育むんだろうなと思いました。

(2)ホンモノをつくる A級レストラン

地方にはA級の素材があるのに、A級のレストランがないのがもったいない。一流シェフは実は地方出身者が多い。地方こそ宝の山というのが、体現したようなレストランがあります。 img_7409

ajikuraは、町営でスタートさせたレストランで、ちゃんと採算があうようになっています。客単価がランチ5,000円くらいで、有機農業でつくったものをちゃんと地元で売ることでちゃんと文化になっていくのだと思いました。

img_7400全国でも有名な奥田政行さんが邑南町の食の取り組みに協力をしていたり、今のオーナーは元ジャッジョーロ銀座の佐藤さんがやられていたりしました。ホンモノを巻き込むために地道にがんばってこられたとのことです。(島根でルクサの話がでてつながりを感じました。)

有機農業も科学的にやっていて、BLOF理論という(僕は詳しくはわからないのですが)土壌をちゃんと調べながら、その土壌にあった野菜をつくっていくことをやっていました。特産品だからとかじゃなくて、使いたい野菜をつくるための土壌をつくって生産をしているので、これはどこの場所でもできることだと思います。それだけじゃなくて、つくった野菜の出口もつくろうと、JOAAという会社をつくって販路の確保もやっておられます。

また、食を観光客向けのものだけでなくて、みんなのものにするためにキッチンカーを走らせたり、実験レストランといって、耕すシェフが試作品の料理を出すお店があったり、料理教室をやっていたり、郷土料理の本をつくったりととにかくいろいろ始まっていました。

(3)立場のなかでできることを最大にやることの大事さ

制度は、縛られるものではなく、使うものなのだと改めて思いました。既出の地域おこし協力隊の例もそうですが、寺本さんは公務員でおられながら、観光協会を立ち上げたり、牛を育てたり、やれることを全部やっている感じがしました。

img_7457醸し出す雰囲気は、ベンチャー社長と似ていました。目的を達成するためにできることを全部やる。GET THINGS DONEです。

 

 

それらをみて、僕達でやりたいなということになったのが

(1)自分たちの町にもレストランを作る

(2)交流事業を次の展開にもっていく

(3)食育とかにも取り組む

という話をしていました。こちらはまた追ってお知らせしていきます。

 

徳島県神山町の地域づくりを見て来ました

この3日間、徳島県の神山町と香川県高松市の瀬戸内海に浮かぶ男木島(おきしま)に行ってきました。

実は初めて四国に行ったのですが、今後やりたいこととかイメージが深くなったのでブログに書いておきます。

今回はまず神山町について。 カフェ・オニヴァNPO法人グリーンバレー理事長の大南さんの話を聞いたり、アートレジデンスで イベントみにいったり、いろいろやりましたし取り組みも勉強させていただきました。

いろいろでているので そこあたりは省略します。

この本を買って読んで見てください。

神山町の町づくりでの発見

(1)多様なプレイヤーがつくるなんともいえない統一性

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神山町には、地元のおっさん・Iターンしてきた芸術家・サテライトオフィスで働く会社員 変わらない生活をしているじいさんばあさんが、なんとなく似たような雰囲気を持ち合わせていました。

多くの空き家が改修され、様々な利用方法で使われているのですが、どれも奇抜なものはなくて全体として統一感のある街並みをつくっていました。

これは、地元のありあまる木材を利用しているからというだけでなくて、過去へのリスペクトがあるなかで時間をかけてつくられている風景なのだと思いました。

その空気に人も似て行くのだと思います。野外音楽フェスのときに感じる雰囲気に近いものが有りました。アメリカンスピリッツが似合う森でした。

神山塾という就業支援の塾の卒業生が、いろんな人を呼んできているようです。 そういう仕組みが大事なのかなと思いました。 僕の周りだと社会創発塾とかがあるので、そういう人たちを呼んでくることから はじめていったらいいのかなと思いました。

(2)オフィスをつくるのではなく、雰囲気をつくる

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サテライトオフィスは、たしかに古民家を改修していてカッコよかったのですが 建物がいいから来るのではなくて、街全体の雰囲気があるから、建物をつくってそういう場所で仕事をする人が集まってくるのだと思いました。

雰囲気づくりを疎かにして、古民家改修をどんどんやったり、お金をかけてやるのは 本質じゃないと思いました。

(3)ワカモノ・ヨソモノ・バカモノ+ホンモノ

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大南さんの言葉で、なるほど!と思いました。 多くの地域では、どこの道の駅でも特産品を売っていますがどれも似たような価格帯。もちろん値段がすべてではないけど、たとえばカフェオニヴァでは 客単価5000円以上・ランチは3000円のコース料理がちゃんと売れています。

それから、この杉を加工した器をつくっている「SHIZQ(しずく)」は 1つ1万円以上。手間暇かけてホンモノを作っているのです。

あと印象的だったのが、レストランでは、「料理」を売っているのではなくて 「ライフスタイルに共感してくれる人にサービスを提供」していることだということ。

お客が入ってくるようになると忙しくなるので、通常だと利益がでたらそれを投資に回して 人を採用したり、設備投資したりしてより多くの売り上げをあげようとしますが、ここではスタッフ全員で 話し合って、みんなの休みを増やすことにしたらしいです。

週2日定休が売上が上がって、週3日定休です。それから1年のうち1ヶ月はワインを探しに 海外に全員でいくから休むらしいです。

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そういうライフスタイルをいいと思う人が、あつまり町を作っているのだと思いました。

で、やろうと思うことは

(1)Airbnbをやる

いまコンテナハウスを自宅前につくっているのだけど、観光でやろうとか 思っていたけど、そうじゃなくて文化交流だったりいろんな化学反応を起こすためにも やろうと思います。

(2)ホンモノをつくる

宿泊も一泊1000円くらいしかとれないと思っていたけど、ちゃんとつくって 僕のところしか体験できないホンモノをちゃんと料金を取ってつくろうと思いました

教育について考える

長島大陸Nセンターという取り組みをやっています。

教育については、身近で活動している人が多くいるので僕はあまり積極的にやってきていませんでした。経緯を簡単に備忘録として書いておきたいと思います。

かつての戦友からメッセージがありました。僕が鹿児島に来たときの記事を見てくれたのです。そこで、はじめてそこでN高校というものを知りました。ちょうど1年前のことです。

当時の記事はこちらです

2015年10月16日のメッセージです。

生徒たちには「未来の学校にいるんだ」というプライドを持てる高校にしたいですね。上から目線で「落ちこぼれを救う」というような学校がつくりたいわけじゃないんです。そのためには、高校として果たすべき役割が2つあると思っています。
<略>

2つ目は、ちゃんと就職もできる高校にすること。いま、プログラミングやウェブデザインなどネット周りの技術を手に入れれば、間違いなく職には困らない。だからそれをきちんと教える高校をつくります。

合わせて、地方に後継者がいない状況がたくさんあるので、地方の公共団体と一緒に、インターンプログラムをたくさんつくっていきます。そこでマッチングをする。採用を募集しようにも、広告を打てない会社は人材を集められないし、生徒自身も見つけられないですからね。”

この地方創生部分で、ブリとITの申し子、土井さんから
長島町とN高とでコラボできる部分をブレストさせていただければ幸いです。

そこから話がスタートしました。それから、すぐに会いに行って企画をつめてきました。それから、鹿児島でやるために一度、ドワンゴのみなさんに鹿児島の我が家にきてもらって話をしました。地方創生に教育というのは、言うのは簡単だけど実際やるのは難しいです。

それから予算を用意して、設置するための場所の検討と理解を深めるために町をいろいろ回りました。場所のイメージを深めるために、文京区のb-labとかにも行きました。昔、六本木にあったNPOハウスのように廃校を利用したり古いけど新しいイメージで場所を作りたいと思いました。

予算がたくさんあるわけではないので、場所のデザインについてはdot-archtectsという建築デザイン会社で働く実の弟に相談することにしました。それでいろいろあって役場の最上階の空いているフロアをまるまるNセンターにしました。

つくっていく中で仲間が集ってきました。今、このNセンターの所長をやってくれてる後輩もいろんな縁でつながりました。

2016年8月にこの場所はオープンしました。時間がかかったけど、その場所に高校生と一緒にやったメディアキャンプは、高校生・大学生・社会人が共に映像をつくりながら学ぶひとつの新しい教育のカタチを見せていたのかと思います。

今後の教育

「教育は未来への投資・教育はあくなき実験である」

教育は子どもの将来を形成するために大切なもので失敗できないというけれど、僕が受けてきた教育もひとつのやりかたでしかなく失敗も成功もないのではないでしょうか?今の子供が生きる将来は今とは違う社会だから、多様な教育をやって人材を輩出していかないと社会は不確実な社会に対応できないです。教育とはそういうものだとすずきかんさんから聞いて、なるほどそういうものなのかと思いました。僕の母校、慶応SFCもそういう感じでつくったという話はよく聞いてきました。

それから、もうひとつ、ゼミの先生である金子郁容さんがコミュニティの話の中で語っていた学校とは、地域のソーシャル・キャピタルを高める機能もあるということでした。単に学ぶだけの場でなく地域をつなげる大切な場所だということです。

この2つを体現するためにNセンターを構想してきました。

 

僕の今いる鹿児島県長島町は、10年前に高校統廃合で高校がなくなり、人口減少が加速度的に起きています。じゃあ学校を作ろうとなるとお金も掛かるし、そもそもなくなったのには地元の親ができたら島外の学校に行かせたいという思いもあったし、聞くところによるともともとあった学校はヤンキーばっかりだったとか。僕が親にでもなったらやっぱりそう思うと思いました。

では、どんなことがしたいのか

「日本、世界のいろんなところでその場所の課題・人を知ることができる高校」

という実験がしたいと思いました。高校生活は3年間、月に直すと36ヶ月。

この36ヶ月を、一次産業のさかんな地方や、情報と消費の中心の東京だったり、最先端を走る海外だったり、成長著しい発展途上国だったりで学ぶことができる学校。しかも安価で。

それは、私たちがやっているNセンターの拠点を日本の都道府県に1つずつ設置することで、可能になる。よこ・たて・ななめの関係をつくり、感度が高い若い内にそういう経験ができるものを教育の現場でつくっていきたいなと思うのです。

 

これから、日本は世界にも類の見ない人口減少社会がやってきます。つまり

・子供の数は減る

・学校の数は減る

・教員の数は減る

これを代替する手段として、教材はネット配信・教員は地域の人・教室は全国というモデルを作りたいとと思っています。

では何をやるのか

1、地元の子どもたちが学べる公営学習塾(通信高校の生徒の通える学校機能)

2、全国の通信高校生のアクティブラーニングの受け入れ

3、地域のコミュニティのたまり場

4、いろんな仕事を知ることができる講演会やイベントの開催

これらをやっていきます。

いろいろ進めていくのですが、仲間と一緒にやっていきたいと思っています。任せきりにするのではなく初心に戻ってプロジェクトを爆速で進めていこうと思い、備忘録と決意を文章としてここに書いておきます。

興味を持った人は是非連絡ください。

あれから5年後

Former ECC at Rakuten Ichiba Mr. Takashi Doi is working for one of the member of local revitalization of the area.

と紹介していただいたのは、私が2008年に新卒で入社した楽天株式会社の電光掲示板で、今週の楽天カフェテリア長島大陸フェアの紹介です。

今週一週間、楽天の食堂で1週間、長島町の特産品のブリを使った料理を楽天食堂でご提供させていただきました

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この取組は、僕が1年前に鹿児島に来たときの記事を見つけてくれた元研修担当の塩沢さんが、引越当時のなにもない僕の家に来てくれたことが始まりだった。

楽天ふるさと納税を鹿児島で一番はやく開始して、エバンジェリストパーティの商品として、アクアパッツァの日高シェフに長島町の返礼品としておくっている鰤王と鯛王をちょうりしてもらったり、長島町の宿泊施設に楽天トラベルの導入をすすめる研修を長島町商工会議所と連携しておこなったりしてきた。

そして、今回、長島の特産品のPRとふるさと納税のPRのために1週間フェアをおこなったのである。

詳しい内容は、井上副町長のブログで書いてもらったのでこちらを見てください

 

この取組は、楽天の担当者の鈴木さんによると

今回は
初のふるさと納税PR
初のふるさと納税返礼品のメニュー提供、試食、お酒試飲
初のメディア取材
初の大学生のお手伝い

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だったとのことで、かなり調整をしていただきました。PRはもちろんのこと今後の展開で双方でいろいろ思えることがあった企画だったと私は思っている。

 

楽天で、ECC ( E-commerce Consultant)として働いていたのが2011年の3月までなので、5年半ぶりに楽天だった。

僕が知る限り、楽天を卒業した方で、活躍されている方は本当に多くいらっしゃるのですが、楽天のなかでこういう企画として正面から入った企画をやっている方をあまり私は知らない。

元社員を受け入れてくれる度量のある楽天に本当に感謝しているとともに、新卒で楽天を選んで本当によかったと30歳になった今、本当に思える。

 

楽天で学んだこと

・圧倒的な結果と謙虚な姿勢(実績をちゃんと作った上で、威張らない。)

・スピードスピードスピード(優先順位とか言ってる間にスピードをつけてやっていくことが大事。)

・お客様との関係は常に35度(相手との交渉の際には、真ん中45度をとるのではなくて、相手の言うことをちゃんと聞いたうえでちょっとずつ寄り添ってもらえるようにしていくことが大事)

 

 

上記が全てではないけれども、本当にやっていることの原点にあると思います。

実は、今日が僕の会社、株式会社コアースを設立して3年で 、長島町に赴任して1年で、楽天の内定式から9年の月日が流れています。

それと同時に風邪を引きました。

明日は寝込むことにしたいと思います。

 

1年前に考えていたこと

1年前につくった資料で、鹿児島でやってみたいことをまとめた資料があって

それをいろいろやってきたので、備忘録として書いておきます。

ここに書いていることは当初想定していたことで、やっていることはもっと多岐にわたってしまっています。

 

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これが僕が最初に提案したやりたいことでした。

 

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ECと地域の魅力を発信するサイトの制作と運営をやろうと思っていました。

長島大陸市場がそれを担っています。

特産品の販売だけでなくて、シェフのツアーとかいろいろ始めました。

 

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一番最初にやったのがビズリーチとの連携で募集をスタートさせました。

地域づくりもベンチャーも同じで志をともにする仲間の存在が超重要です。

これは2015年の11月に記者会見をやって大々的に取り上げてもらいました

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ルクサとの連携も当初想定していました。

地方の魅力ある商品を発信することに前職と連携していきたいと思っていました。

LUXA が運営しているau wallet marketで、鰤王のスキンレスセットを販売することになりました。

全国のauショップで購入できるので、ネットと地域のコラボとしてはわかりやすく展開ができていると思います。

 

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メディアキャンプは、8月8日−11日で開催することができました。

講師の下村健一さんも招いて、真夏に熱いイベントができました。

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Facebookページからいっぱい見れるようになっています

 

 

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自宅は、本当に理想していたようになりました。

地域おこし協力隊の後輩2人も入ってくれてルームシェアが始まり、ネット回線もいれて、家具類もいろいろな方に提供してもらって、いい場所ができました。

山に映像を映しだしたりした企画も出てきたし、バスケットゴールを買ったので毎日バスケができるようになりました。

最近は、大学生の居候がいっぱいくるようになっています。

泊まりに来てくれた方はのべ200人以上になると思います。ハードリピーターもいます。ここからNセンターの構想だったり、楽天との取り組みも始まりました。

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なんにもなかった部屋が今はもので溢れかえっています。

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外ではバーベキューをやったり映画を上映したりしています。

 

この1年でおもったよりもいろんなことができてきたのでちゃんとまとめて本とかかけたらなぁと思っています。