関係性を変える

社会起業家しかり、これからの社会を切り開く会社を作る人として、共通のものはモノ・コト・ヒトの関係性を変えることであると思う。

自動車共有システムをスケールアウトしたフレックスカー創業者ニール・ピーターソンの成功がそれを示している。
このシステムは、車の所有権を割り勘にしてさまざまな駐車場に配置しておけば自由にかつ、トータルで所有するより低価格で車を使用することができる。
いままでのヒトとモノとの関係性が変わっている。が故に新しいビジネスモデルを作り上げ、利益をあげることができている。その上、彼は環境問題にも貢献している。コトとヒトの関係も変わっている。

この変化は情報化社会だから、実現したものである。必然な現象であるかもしれない

この時代、所有することに意味はなく、利用できることが意味を持つ。
特に知識財はそうだ。音楽を所有することが価値を持たなくなりつつあるのを肌で感じる。

そんなことを、トフラーの話と結びつけて考えていた。