リアルな虚像

レバノンとイスラエルと赤十字の3点同時ドキュメント、非常にすばらしいと思った。NHKは民放とはクオリティが違います。

お笑いと食べ歩きだけの民放だけの放送になったら日本人みんなぱっぱらぱーになると思った。というかぼくはぱっぱらぱーになりかけている。で、さっきからその発端が気になってしょうがない。

第三次中東戦争とか本で読んでいたけど、現実味はない。

シリアに行ったことがある僕は、今アメリカが『悪の枢軸』といってシリアを叩いているのを見るとやっぱりおかしいなぁと思う。軍事的な問題と個人的な問題を混同している僕が浅はかなのだろう。思えばシリアに行ったとき、軍事施設を写真で取ろうとしたら軍人さんがよってきてやさしく「だめだよっ」って言ってくれたのを鮮明に覚えている。ダメだよってのは「ラー(NO)」の一言だった気もするが。
でもなんかそのときの空がやけに澄んでいて、街はみどりに包まれていて、アサド大統領の顔が乗っている旗が風になびいていた。

あの時もっと僕が勉強していけば、と思うことが多い。

というか、現地にいってやっと実感できることが多い。
僕はマンハッタンが島の名前だったってことも、国連がどこにあるのかも、グランドゼロがどこにあるのかも行くまで全然分からなかったし、知らなくて別にいいやと思っていた。

どこかの高校は歴史やってなかったとかで問題になってるけど今になってそういうのの重要性を実感する。

やはり「後悔、ちんぽ勃たず」である