就職活動について

うわっ就活かよっ!
という声をよくきく。かく言う私も一般的な就職活動にたいしネガティブな面を誇張していうへきがあり大変恐縮である。

『就活がんばらなくちゃ』という声と『わたしディズニーランドいきたい』という声はどこか似ているところがあると思っている。それは準拠集団の中で価値観を共有し、安定を求めようとする点である。

しかし、私は思い直す。
就職活動のために髪を切ったりすることは、よく考えるととても些細なことである。それは私が髪に対して思い入れのある人間ではないからである。ポリシーもくそもない。爪を切るのと同じ感覚である。髪を切るだけで社会に迎合していると思われたくはない。髪に対しての執着心は父の1/100もない。

ある意味、人生を考える契機としてすばらしく良くできたシステムであると思える。一時期になると嫌でも誰もが考える時期がくる。これはすばらしいことである。受験もなければつまらない。気づかないで過ごすほどこわいことはない。

受験も就活もはじめてのマスターベーションも誰もがやらなくちゃいけないから、面白い。
告白のほうはやらなくてもいいから難しい。

考える契機にとことん考えられる猶予を持たされているという現代社会に感謝する。

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と思えたのは今日OB訪問に行ってきたからであり、忙しい中時間を取ってくれた先輩に心より感謝している。