嫌になっちまった
腹が立っちまった
理由もなく家を出たんだ
公衆電話から勇次に声をかけ
待ち合わせた16の夜
ガソリンスタンドの自動販売機で
缶ビールを空け二人空を眺めた

工場あとの空き地へ続く道
タバコもみけし全てにつばをはいた

勇次 あの時の空をわすれちゃいないかい
勇次あの時のエネルギッシュなお前が欲しい

帰りたい 帰れない 青春と呼ばれた日々に
戻りたい 戻れない 狭間でさけぶ俺がここにいる