矢野先生

希望ヶ丘の矢野先生ではなく、東京大学物語の矢野先生のお言葉
これ忘れないようにメモしておこう

自分で考えることを始めてしまった人間は
組織の枠からはみ出てしまうものだからな。

組織や社会には
その組織を形成する核となる思想・・・言ってみれば常識や道徳や規範やモラルや法といったその世界の公理がある。

知らず知らずのうちに
人はその世界の公理を不変の心理と思い・・・
その公理から導かれる種々の定理にのっとって行動してしまう

しかし・・・

自分で考え始めた人間、
自分で公理をつくり
自分の世界をつくってしまった人間は

人々が心理と思っている公理を心理と思わないし
たかだか1つのモノの見方でしかないと思う

結果、

その組織からはみ出すしかなくなる

社会はまやかしの教育というものによって
社会の公理をあたかも真理のようにみせてしまうし
世の中をこう見ろと教え込むのだ