【0(ゼロ)からの風】が・・・メディアキャンプ、村上ファンド、座間市民

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彼女のひとり息子は早稲田大学に入学1週間後、自宅付近でパトカーに追われる無車検・無保険の車にはねられ友人もろとも即死しました。 加害者の男は免許失効中の身にありながら、泥酔状態、3度目の事故であったのにもかかわらず 「業務上過失致死傷罪」と処理され、刑期は当時で最高の5年でした。

2人の未来ある若者の命を一瞬にして奪い去ったというのに……。
殺人に等しいほどの重罪なのに、何故「業務上過失」なのか?
何故たった5年の刑期なのか? たったの5年・・・

一人息子を亡くした喪失感、絶望、怒りが交錯する中、刑の軽さに疑問を感じた母は、 同じ思いを抱く仲間達と共に2年間街頭に立ち、約37万人の署名を集め、刑法改正に動きます。
翌々年、彼女達の血のにじむような努力は実を結び、国会審議を経て、一般市民による初めての法改正となる 「危険運転致死傷罪」(最高刑期20年、併合加重の場合は最高30年)の新設を成し遂げたのです。

この話を聞いたのは、大阪で行われたメディアキャンプで監督の塩屋俊さんが映画の制作の至る話などを聞かせて頂いたのがきっかけだった。
映画を作るために使った資金5億円を自腹で集めて、企業に協賛をもらうために必死になり、ボランティア同然でキャストを募って作った映画であった。

その講演のときに私は質問した。
「その親は映画を通してどうなったのか」と

監督は答えた。
「彼女は最初は話すのも怖かった。だが、制作に至るまでにだんだん穏やかになった。上映後彼女は『私よりも私らしかった』と言ってくれた」と答えた

この映画は見なくてはなと思った。
先日、池本修悟さんが鑑賞の場を作ってくれた。
新丸ビル10階エコッツェリアでひそかに上映会が行われた。

観客は5名。ビデオを借りてきてみたのだが、そのメンツが考えてみるとすごい

僕、後輩の南川、先輩のいけぽんさん、しゅうごさん、そしてあの村上ファンドの村上さんだった。

それがたしか今週の話。

その話を今日母親にしてみた。
すると意外な事実が分かった。

この映画のモチーフになった事故にあった鈴木零さんは座間市民で僕の中学校の先輩であった。栗原地区に住んでいて当時、近隣でも話題になっていたらしい。2000年だから、僕は中学3年の時である。

点と点が繋がった。

このような映画が身近でできていて、これを作った監督と話し、それを見た僕は、この上映会をやりたいと思った。この偶然というか奇妙な気分を誰かに伝えたい

ということは、その母親はうちの近所に住んでいるわけだし、
もしかしたら僕が慶應に入って1週間で死んでたらうちの母親だってそうしたのかなとかいろいろ悶々考えているうちによくわかんなくなった。